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【英語でSHERLOCK】S1-E1 "A Study in Pink" -Part5-

2014.03.29 Sat


English transcripts & Japanese tranlations of "SHERLOCK"


 "A Study in Pink" -Part5-
   『ピンク色の研究』

※チェック※
出来るだけ日本語として自然な訳を心がけています。
省略や補足、意訳、敢えて芝居がかった表現を用いた部分もあります。
*単語:(適切な)意味がわからなかった単語・熟語
 [名]名詞、[形]形容詞、[副]副詞、
 [自動]自動詞、[他動]他動詞、[接]接続詞
*文法:意味がわからなかった文型やイディオム(熟語・慣用句)
*注釈:英国の文化・風習など、理解に特別な知識を必要とする部分
*(訳):(省略などで)英文にはないが補足的に入れた部分
*その他:上記以外の解説、メモ、意訳の経緯、面白い点など



BART'S LAB.
John: Bit different from my day.
 (僕がいた頃とは)少し変わったな。
Mike: You've no idea.[*59]
 知らなかっただろ。
Sherlock: Mike, can I borrow your phone? There's no signal[*60] on mine.
 マイク、携帯を貸してくれないか?僕のは圏外なんだ。
Mike: And what's wrong with the landline[*61]?
 固定電話じゃダメなのか?
Sherlock: I prefer to text[*62].
 (テキスト)メールがいいんだ。
Mike: Sorry. It's in my coat.
 悪い、コートの中だ。
John: Er, here. Use mine.
 あー、これ。僕の使って。
Sherlock: Oh. Thank you.
 ああ、ありがとう。
Mike: It's an old friend of mine[*63], John Watson.
 (こいつは)旧友のジョン・ワトソンだ。
Sherlock: Afghanistan or Iraq?
 アフガニスタン?イラク?
John: Sorry?
 何だって?
Sherlock: Which was it, in Afghanistan or Iraq?
 どっちにいた?アフガニスタンか、イラクか。
John: Afghanistan. Sorry, how did you know ...?
 アフガニスタンだ。失礼、何でそれを…?
Sherlock: Ah, Molly, coffee. Thank you. What happened to the lipstick?
 ああ、モリー、コーヒーか。ありがとう。口紅はどうした?
Molly: It wasn't working for me.
 私にはあまり効果がなかったから。
Sherlock: Really? I thought it was a big improvement[*64]. Your mouth's too small now.
 そうかな?良い修正だったと思うが。(口紅を落とすと)君は口が小さすぎる。
Molly: ... Okay.
 …そう。

[*59] You've no idea.: "I have no idea."=「わからない、検討がつかない」なので、主語が"you"で「君は知らないだろう」。ちなみに、"you"を強く発音すると、「お前にはわからない!」と非難する口調になるので注意。
[*60] no signal: (携帯などが)圏外。他にも「圏外」の表現は、"[have/get] no reception"、 "out of [area/reach/range/coverage]"などがある。
[*61] landline: [名]固定電話(回線)
[*62] prefer to text: [他動]むしろ(~を)好む。後ろに比較対象を伴う場合は、"prefer [doing/目的語] to ~"、もしくは、"prefer to do rather than ~"と前置詞が異なる。ここでの"to text"は比較対象ではなく不定詞。
※"prefer"の文型例文:"I prefer [maths/living in the country] to [chemistry/to living in a city]."=「[化学/都会に住む]よりも[数学の/田舎に住む]方が好きだ。」、"I prefer to stay here rather than (to) go there."=「そこに行くより、私はここにいたい。」
[*63] an old friend of mine: "my friend"と"a friend of mine"の違いは何か?その友達についてすでに話題に上っているのなら、その友達を指すのに"my friend"を用いても不自然ではない。しかし何の前述もなく"my friend"と出てくると違和感がある(らしい)。何故なら、所有格(=my, your, his, her, their)は定冠詞"the"と似た働きを持っているから。定冠詞"the"の話はPart3の【*52】に少し書いたので、そちらを参照。「"my friend"と言うと友達が一人しかいないみたい」と説明されることがあるが、それはつまり、「いきなり(何の前述もなく)"my friend"って言われても、その特定の友達って誰よ?何の説明もなく特定できるってことは、友達が一人しかいないのか?」という解釈である。よって、"My friend lives in Tokyo."のように文頭に"my friend"を用いることはほとんどなく、"A friend (of mine) lives in Tokyo."の方が適切。"my friend"は使う場面が限られる。
※"friend"の表現メモ: "She is playing a game with her friend."は違和感がある。"She is playing a game with a friend."の方が自然。
[*64] improvement: [名]改良、改善、進歩、改修 *[動]improve: (~を)改善する、~が好転する



Sherlock: How do you feel about the violin?
 バイオリンは(どう思う)?
John: Sorry, what?
 失礼、何だって?
Sherlock: I play the violin when I'm thinking. Sometimes I don't talk for days on end[*65]. Would that bother[*66] you? Potential[*67] flatmates should know the worst[*68] about each other.
 僕は考え事をする時にバイオリンを弾く。時には何日も喋らないこともある。迷惑かな?同居人候補はお互いの悪い面を知っておいた方が良いだろう。
John: Oh, you ... you told him about me?
 えっと…マイク、(彼に)僕の話をしたのか?
Mike: Not a word.
 一言も。
John: Then who said anything about flatmates?
 じゃあ誰がルームシェアの話を?
Sherlock: I did. Told Mike this morning that I must be a difficult man to find a flatmate for. Now here he is, just after lunch, with an old friend, clearly just home from military service[*69] in Afghanistan. Wasn't that a difficult leap[*70].
 僕だ。今朝マイクに、僕みたいなのはルームメイトを見つけるのは難しいと言った。そうしたらランチの後にこうして古い友人を連れて来た。それも明らかにアフガニスタン帰りの軍人をね。(難しい飛躍じゃない、)簡単な論理だ
John: How did you know about Afghanistan?
 (でも)どうやってアフガニスタンだとわかったんだ?
Sherlock: Got my eye on[*71] a nice little place in central London. Together we ought[*72] to be able to afford it. We'll meet there tomorrow evening; seven o'clock. Sorry, gotta[*73] dash. I think I left my riding crop in the mortuary[*74].
 ロンドンの中心部に目をつけている(良い)所がある。二人(一緒)でなら借りられるはずだ。現地で明日の夕方7時に会おう。失礼、急がないと。遺体安置室に乗馬ムチを置いてきたらしい。

[*65] on end: 立て続けに、続けて、(物が)直立して
[*66] bother: [他動](~を)悩ます、(~に)迷惑をかける、《しばしば受身で、"by"や"with"を伴う》、[自動]苦にする、("to do"や稀に"doing"を伴い)わざわざ~する *類義語:"bother"=邪魔をしたり、迷惑や心配をかけて相手の平静を乱す、"annoy"=うるさく・不愉快なことで相手をいらいらさせる、"worry"=不安・心配・気苦労などをかけて相手を悩ます
※"bother"のメモ。"bother oneself about ~"=「(~のことで)くよくよする」、《英口語で軽いののしり表現》「(~を)呪う」の意味もあり、"Bother the flies!"=「このハエどもが!」といった意味。"bother to do"の例としては、"Don't bother to answer this letter."=「この手紙はわざわざご返事いただくには及びません。」など。
[*67] Potential: [形]潜在的な、可能性のある、[名]可能性、潜在能力
[*68] the worst: [形]("bad"の最上級で)最も悪い、一番ひどい、[副]最もひどく、下手に《副詞の場合は通例"the"を伴わない》、[名]最も悪いもの・人、最悪
[*69] military service: [名]兵役、"do military service"で「兵役に服す」
[*70] leap: [自動]跳ぶ、踊る、"leap [to/into]"で「急に~になる」、[他動](~を)跳び越える、(~を)跳ばせる、[名]跳ぶこと、飛躍、急上昇
[*71] Got my eye on: "get one's eye on ~"で「(~を)じっと見守る」、「(~に)目が留まる」 *参考: "get one's eye in ~"なら、《主に英国で》(スポーツのボールなどに)目を慣らす、勘を養う
[*72] ought: 《常に"to do"を伴って》(義務・当然を表して)~すべきである、~したほうがよい、(見込みを表して)~のはずである *比較: 義務・当然を表わす場合は"should"よりやや強く、必要では"must"より弱い
[*73] gotta: "gotta ~"="have to ~"の略で「~しなくてはいけない」。口語ではよく"have to ~"を"have got to ~"と言うので、"I've gotta to ~"と"have/has"を略して伴うことが多いが、"I gotta go."でも問題はない。その他、似た略として、"gonna ~"="be going to ~"の略で「~するつもり」、"wanna ~"="want to ~"の略で「~したい」がある。どれも口語で、書き言葉としてはあまり適切ではない。
[*74] mortuary: [名]死体置き場、霊安室、[形]死の、埋葬の



John: Is that it?[*75]
 それだけ?
Sherlock: Is that what?
 何が?
John: We've only just met and we're gonna go and look at a flat?
 今会ったばかりなのに、(一緒に)部屋を見に行くのか?
Sherlock: Problem?
 何か問題でも?
John: We don't know a thing about each other; I don't know where we're meeting; I don't even know your name.
 お互いのことを何一つ知らないだろう。どこで会うのかも、君の名前すら知らない。
Sherlock: I know you're an Army doctor and you've been invalided[*76] home from Afghanistan. I know you've got[*77] a brother who's worried about you but you won't go to him for help because you don't approve[*78] of him – possibly[*79] because he's an alcoholic[*80]; more likely[*81] because he recently walked out on[*82] his wife. And I know that your therapist thinks your limp's[*83] psychosomatic[*84] – quite correctly, I'm afraid. That's enough to be going on with[*85], don't you think? The name's Sherlock Holmes and the address is two-two-one-B Baker Street. Afternoon.
 君が軍医で傷病兵としてアフガニスタンから送還されたことは知っているし、君のことを心配している兄がいることも知ってる。でも君は彼を頼るつもりはない。何故なら彼を好ましく思っていないから…もしかすると原因は彼がアル中だからか、それよりも(彼が)最近妻と別居したことの方(が原因)かな。そして君のセラピストは(君が)足を引きずるのは心因性だと考えていることも知っている。…全くもって正しいな、残念ながら。差し当たりこれで十分だろう?名前はシャーロック・ホームズ、住所はベーカー街の221B。それじゃあ。
Mike: Yeah. He's always like that.
 そう、(彼は)いつもあんな感じだ。

[*75] Is that it?: "That's it."で「これで終わり」「それだけ」といった意味なので、その疑問形。
※"That's it."と"That's all."の違いメモ。「これでおしまい」「以上です」など、注文や食べ物などが最後であることを表すときはどちらを用いても良い。両者の異なる使い方としては、"That's it."はスポーツなどを応援して「いいぞ、その調子!」、"yes"の強調で「そう、それそれ!」、いい加減にしろという意味で「いいから!(~して)」など。"That's all."は自分の発言の後に用いて、「ただそれだけだ」と他意はないことを表すこともある。"I want to help you. That's all."=「君を助けたい。ただそれだけだ。」など。
[*76] invalided: [他動](人を)病弱にする、《主に英国で》(人を)傷病兵として送還、免疫する *"invalid"と原型なら[形]病弱な、病人向きの、[名]病人の意味もある。
[*77] you've got: 口語ではよく"you have"が"you have got"となる。故に上述の[*73]のように、"have to do"が"have got to do"になり、さらに略して"have gotta do"なんてことになる。ホント余計なことしないで欲しい。混乱するから!!
[*78] approve: [他動](~を)良いと認める、(~に)賛成する、[自動]満足に思う
[*79] possibly: 「たぶん」「ひょっとしたら」という意味なのはわかるけど、"maybe"や"perhaps"や"probably"などとの違いが気になって調べてみた結果、起こる確率、確信の度合いによると判明。高い順から"probably"=8~9割「きっと」、"maybe"=5割「たぶん」、"perhaps"=3~4割「かもしれない」、"possibly"=1~3割「もしかすると」といった感じ。日本語のニュアンスが間違っていたらごめんなさい(汗)この項目については、こちらの解説がとてもわかりやすいので、オススメ。ちなみに、英国では"maybe"より"perhaps"をよく用いるそうで、英国での"perhaps"は5割くらいの確信なのかも?
[*80] alcoholic: [形]アルコール入りの、アルコール性の、[名]アルコール中毒者、アル中患者
[*81] more likely: 「より有り得そうだ」、「期待できる」など、何かと比べて「~の可能性の方が高い」ということを表す。
[*82] walked out on: 口語表現で「(人を)見捨てる」「(~の元を)去る」、「(計画などを)放棄する」、《受身可》。字幕では「離婚」とあるが、"walk out on the marriage"で「離婚する」なので、別居しているだけなのか、離婚しているのか、この台詞ではわからない(と思う)。よって、「妻の元を去った」を転じて「別居した」と訳した。
[*83] limp’s: [自動]片足を引きずる、(後ろにalongを伴って)のろのろ進む、もたつく、[名]足を引きずること、足の不自由、[形]柔軟な、弱々しい
[*84] psychosomatic: [形]精神身体(医学)の、心身相関の、(病気などが肉体的障害より)精神状態に影響される
[*85] to be going on with: (しばしば"enough"、"something"の後に用いて)"to [go/《主に英国》be going] on with"で「当面の間」「差し当たり」の意。


to be continued...

恐怖のマシンガン推理第一弾…のおかげで、かつてない長さに(汗)
今更ですが、"flat"とはイギリス英語で、アメリカ英語の"apartment"とほぼ同義です。
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この記事へのコメント
HALさん
立て続けに力作、ありがとうございます。
私の大好きな「The Name is Sherlock Holmes.」が出てきて嬉しい限りです^^
これは007くらいしかやらない、ずいぶんとかっこつけた名乗り方だそうですよ。
HALさんの解説はきちんと文法の説明までしていらっしゃるので、大変勉強になります。
シャーロックのセリフが出てくると、ジョンとかグレッグのセリフがすごく優しく思えるくらい大変ですよね。
続き楽しみにしていますね。
Posted by dico at 2014.03.30 14:54 | 編集
>dicoさん
シャーロックの台詞はわざと難しい言葉を選んでるのか?と思うくらいで、英語難民としてはイライラしっぱなしですよ(汗)
解説は自分が気になったところだけですが、少しでもお役に立てれば何よりです。

"The name is ~"は、勿体つけた感じはわかるんですが、日本語にどう反映するかが難しいところですね…。
007というとジェームズ・ボンドの名乗りでしょうか?
007を知らないはずのシャーロックが、ジェームズ・ボンドと同じ名乗り方をしていると考えるとちょっと面白いですね(笑)

亀ペースですが頑張りますよー!
dicoさんのブログも楽しみにしてますね。
Posted by HAL at 2014.03.31 00:31 | 編集
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